【競技、販売経験者が教える】ソフトテニスのガットの選び方講座‼

ソフトテニス

【競技、販売経験者が教える】ソフトテニスのガットの選び方講座‼

こんにちは!Noviceblogのあひるです!

今回は「ガットの選び方」について解説していきます!

初めてガットを変えるけど色々種類があって何が違うのかもわからないし、自分に合ったガットはどれなのかもわからない…そもそもガットによって何が変わるんだろう…

このように思う方多いと思います。

今回は、ガットの選び方について徹底解説していきます!!

✓はじめに

ソフトテニスをするうえで「ガット」選びはとても重要なものです。

ソフトテニスが上手い人は自分に合った「ガット」を見つけ、数年間同じガットを使うくらいこだわりがあり、ガット選びは大きくプレーに影響してきます。

今回は「ガット」選びの極意を教えます‼

✓読者の悩み

・ガットによって何が変わるかがわからない
・自分に合ったガットの選び方がわからない
・ガットは選べてもテンションの決め方がわからない

このような悩みを持った方いると思います。ガット選びは重要なものであり、うまい人と同じものを使えばいいというものではありません!

「自分に合ったガット」を選ぶ必要があります。

今回は自分に合ったガットの選び方を教えます‼
この記事を読めばあなたに一番あったガットを見つけられますよ‼

✓記事の内容

・ガットの選び方を徹底解説!!
・テンション選択の極意‼

✓記事の信用性
私自身ソフトテニスを10年以上やっています。中学時代の顧問の先生からガットが合ってないと言われたことがあります。

そこで、ガットの性能、特徴などを見ながら慎重に選び、その後も色々なガットを試しながら自分に合ったガットを見つけた時、プレーのしやすさが格段に変わり、今では10年間同じガットを使い続けるまでになりました。

現在ではスポーツ店でのアルバイトの経験もあり、ガットに関する実体験、知識の面でとても自信があります。こんな私がガットについて徹底解説していきます‼

ガットの選び方徹底解説!!

ソフトテニスを最近始めた方は特に思うことは、ガット自体の見た目はそんなに変わらないのに何が変わるの?ということだと思います。

確かにどのメーカーのどの種類のガットも見た目自体は特に変わりません。色が変わるくらいです。

しかし・・・

ガットには目には見えにくい違いがあります!
まず、その「違い」についてと見分け方を解説します!

 

ガットの種類の「違い」について

ガットには大きく分けて三つの種類が存在します。

・マルチフィラメント
・モノフィラメント
・モノ&マルチフィラメント

この三つになります。
これはガットの構造の名前です。この構造の違いがプレーに大きく影響します!

では詳しく解説します。

マルチフィラメント

マルチフィラメントは細い糸をたくさん組み合わせたものです。1000本以上の糸を組み合わせています。

この構造の特徴はたくさんの糸を組み合わせているためボールを掴む感覚があります。要するに、球持ちがいいです!

そして球持ちが良いのでコントロールがしやすくミスを減らしたり、コースを狙いやすくなります!コースを突いて相手を崩すようなプレーをしたい方にお勧めです!

しかし、この構造は細い糸を組み合わせているため耐久性が少し弱いというデメリットがあります。

モノフィラメント

モノフィラメントは一本の太い糸が真ん中に芯としてあり、その周りに細い糸が覆っているという構造です。

この構造の特徴は反発性が高くパワーのある球、スピードのある球が打てます!芯の太い糸があるため耐久性も高くガットが切れにくいです!

しかし、反発性が高いためコントロールが難しく、ミスが多くなってしまったりコースを狙うのが難しいというデメリットもあります。

モノ&マルチフィラメント

この構造はこれまでに紹介した二つの構造のいいとこを組み合わせ、細い糸を組み合わせたものを太い糸が覆っているような構造です。

このガットはこれまで紹介した二つの構造のいいとこを組み合わせたものですが、打感が少し特徴的であり、始めたてのプレーが固めっていない方の始めのガットとしてはおすすめですが、自分がしたいプレーが定まっている方には少しおすすめできないガットです。

マルチフィラメントのコントロール性とモノフィラメントの反発性を取り入れたものと聞くと聞こえはいいですが、どちらの面でも中途半端になってしまうのは否めないので、少し物足りないガットともいえます。

色んなプレーがしたい方や、まだどんなプレーがしたいかわからない方にはおすすめです!

3つの構造のまとめ

○マルチフィラメント

・球持ちがよくコントロールしやすい
・耐久性が少し弱い
・コースを突いて相手を崩すプレーをしたい方にお勧め
・推奨ポジション:後衛

 

○モノフィラメント

・反発性が高くスピードボール、パワーボールを打てる
・耐久性は高い
・早い力のある球で攻めるプレーがしたい方にお勧め
・推奨ポジション:前衛

 

○モノ&マルチフィラメント

・二つの構造の特徴を合わせたもの
・打球感に少し癖がある
・プレーが定めっていない方、いろんなプレーをしたい方にお勧め
・推奨ポジション:オールラウンド

 

ガットの「太さ」の違いについて

次はガットの太さについて解説します。ガットの太さを「ゲージ」の太さとも言います。「ゲージ」はサイズのような意味なので、簡単にガットの太さと思っておけば大丈夫です!

現在、販売されているガットの太さは大体が1.25㎜~1.35㎜になります。他にも1.38㎜などのもっと太いガットなどもあります。太さの見分け方はガットのパッケージに小さく書いてあるのでよく見て選ぶようにしましょう!

そして、この数㎜の違いが意外と大きな変化を与えます!
では、その「太さ」で何が変わるのか解説します!

細いガット

細いガットの特徴を解説します。細いガットの特徴は

・反発力が高い
・スピンがかかりやすい
・耐久力が低い
・ホールド感が少ないためボールの安定感が下がる

こんな感じの特徴になります。
この特徴を見るとわかる通り、スピードボールや重いボールを打つのに適したガットになります。

反発性が高く、しっかり弾けるという点から細いガットは前衛にお勧めのガットです。後衛でもパワーのあるボールで攻めたいという方にはおすすめです。

しかし、安定感が少し低いことや耐久力が低いというデメリットもあり、頻繁にガットの交換が必要です。

そして、プレーの面でもボールを安定させるのが難しいガットであるため初心者の方には少し使うのが難しいというのも細いガットの特徴になります。

太いガット

太いガットの特徴を解説します。太いガットの特徴は

・ホールド感があり球持ちが良い
・耐久性が高い
・反発性が低い

こんな感じの特徴になります。
この特徴から、安定感のある球を打つのに適しておりミスが少なくなるガットになります。

とにかく安定感があり球持ちがよくコースを狙ったストロークを打ちやすくなるため後衛におすすめのガットになります。また、耐久性も高いため一度替えると長持ちするのも良い点の一つになります。

しかし、反発性の低さからスピードのあるボールを打つのは難しくなるため、速いボールで速い展開で試合を進めたい方には少し不向きなガットになります。

このような違いを見ながら、自分がどんなプレーをしたくてそのプレーはどのガットが合っているのかを見ながらガットを選んでみてください‼

テンション選択の極意‼

次にテンションについて解説します。
ここまでガットの特徴について解説してきました。しかし、ガットを選んだ後に決めることがあります。

それは、ガットの張りの強さです。この張りの強さの事をガットの「テンション」と言います‼

ガットを加工者が張る際に一本一本のガットの引っ張る強さをテンションと言い、この引っ張る強さでガットの張り具合が変わってきます。

この「テンション」が打感に大きく影響します!詳しく解説していきます!

テンションによる変化について

まず、テンションによってどのような変化が起こるのかを解説します。
基礎知識として、テンションは数値が高くなるにつれて張りが固くなり、低くなるにつれて張りが緩くなります。

要するにガットのテンションを決めるというのはガットの張りをどのくらいの強さで張るのかを決めるということになります。

この張りの強さの強弱で何が変わるのかというと、ボールの飛ばしやすさやコントロールのしやすさなどが変わります。詳しく解説します。

テンションの高いガット

ソフトテニスでいうテンションの高い(張りが固い)というのは31~35くらいのテンションの事を指します。高いテンションの利点は張りが強くボールに当たってガットが押し込まれた際に戻す力が強くなるため反発力が強くなります。

反発力が強いとスピードボールやパワーのあるボールが打ちやすくなります。そして、高いテンションはボールに押し込まれるのが少ないためボールが飛びにくくなります。なので、力が強くアウトが多いという方にお勧めのガットになります。

力がある人が高いテンションにすると飛びすぎを抑え、反発力を活かしスピードボールが打ちやすくなります。

しかし、力の弱い人やまだ始めたばかりでスイングが遅い人が高いテンションにしてしまうとしなりが少ないためボールが飛ばなくなってしまいます。このような弾きが強く飛びにくいという特徴から高テンションは前衛におすすめになります。

テンションの低いガット

ソフトテニスでいうテンションの低いというのは25~28くらいのテンションを指します。29、30は平均的なテンションと言えます。

テンションが低いとボールをより掴むようになりコントロールしやすくなります。そして、しなりが大きいためボールが飛ばしやすくなります。

しかし、反発力の面では少し劣るため、スピードボールや力のある球を打ちたい方には少し向いていません。このような特徴から初心者の方やボールが安定しなくて悩んでいる方にお勧めのテンションになります。

そして、後ろから打って安定したボールを打たなければいけない後衛にもおすすめです。

適正テンションについて

つぎに、適正テンションについて解説します。適正テンションとは自分が使っているラケットに合ったテンションの事です。大体ソフトテニスだと25~35ポンドになります。

ラケットによって少し異なりますので、自分の使っているラケットのグリップのすぐ上の側面を見てみてください!薄い文字で○○~○○のように数字が書かれていると思います。それが、あなたが使っているラケットの適正テンションになります!

その数値の範囲の中でテンションを決めるとこのラケットに合っているよといったものです!

技術、ポジション別おすすめテンション紹介

最後に、皆さんの技量やポジションに合ったおすすめのテンションを紹介します!

後衛編

まだ始めたばかりの後衛の方→25~27ポンド(テンションの単位をポンドと言いま
す)
技術がついてきてボールが飛びすぎるようになってきた方→28~30ポンド
ボールをしっかり飛ばすことができ、もっと速いテンポでのラリーをしたい方→30ポンド以上(このレベルからは自分自身の好みになってくるので色々試して最適なテンションを見つけましょう!)

前衛編

まだ始めたばかりの前衛の方→27~29ポンド
技術がついてきてもっとボレーに力強さを出したい方→30~32ポンド
しっかり力のあるボレーができ、安定感も出てきた方→33ポンド以上(ここからは相当高テンションになるのでしっかり自分のプレーを見ながら決めましょう‼)

オールラウンド編

始めたばかりで前衛後衛が決まっていない方→25~27ポンド
しっかり打てるようになったがポジションに迷っている方28~30ポンド
技術はしっかりしていてダブル前衛などをするためオールラウンドの方31ポンド以上

このテンションはあくまで目安になるため色々なテンションを試して自分が一番打ちやすく理想のプレーをできるテンションを見つけましょう‼

最後に

少し長くなってしまいましたが最後まで読んでいただきありがとうございます‼

ガット選びというのはとても重要なもので自分に合ったガットを見つけると自分の思い通りのプレーをしやすくなります‼

この記事を読んだ方が自分に合ったガットを見つけてくれると僕も嬉しいです‼

このNoviceblogではソフトテニス上達のための記事を他にも投稿してるので是非他の記事もご覧ください‼

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